鎌田大地にとって「ミランは意味がある」 伊大手紙が指摘「監督が気に入っている」
ミラン移籍説が一気に過熱
ドイツ1部フランクフルトの日本代表MF鎌田大地は今季限りでの退団が決まっており、その去就が注目されている。イタリア1部ACミラン行きの可能性が「加速」しているという現地報道もあるなかで、イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は「鎌田にとってミランは意味がある」と伝えた。
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鎌田は昨季、フランクフルトのUEFAヨーロッパリーグ(EL)に貢献するなど、主力として活躍。今季も公式戦45試合に出場して16得点6アシストを記録しているが、満了となるクラブとの契約を延長せず、退団を決断した。
来季の移籍先としてドイツ1部ボルシア・ドルトムントや、スペイン1部アトレティコ・マドリード、ポルトガルの名門ベンフィカ、イタリア1部ナポリ、ミランが新天地候補として挙がっていた。
そのなかで、「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は「中盤は変わる」とミランの事情を分析。イングランド1部チェルシーのイングランド代表MFルーベン・ロフタス=チークとは相思相愛ながら、移籍金2500万ユーロ(約37億円)を要する一方、鎌田は「コスト0」だと触れている。
「ミランは(ロフタス=チームのいる)チェルシー以外も見ている。フランクフルトで興味深い選手を見た。司令塔候補の鎌田大地だ。(ステファノ・ピオリ)監督が気に入っていて、鎌田の契約は6月に切れるといういいニュースがある。もしロフタス=チークの移籍金2500万ユーロからスタートするなら、鎌田には小切手がいらない。国際的な争奪戦はあるが、鎌田にとってミランは意味がある。賢い選手でFK(フリーキック)、CK(コーナーキック)が上手い。ミランは非常に必要としている」
名門ミランも関心を強めるなかで、鎌田の去就には一層注目が集まる。
(FOOTBALL ZONE編集部)