長友がサウジの“PK奪取技術”に警戒も“慣れ”を告白 「イタリアでは触っただけで相手が倒れる」

負傷もありW杯最終予選は出場ゼロ 「悔しいし、歯がゆい」

 日本代表DF長友佑都は、バヒド・ハリルホジッチ監督が「PKを取るスペシャリスト」と話すワールドカップ(W杯)アジア最終予選のサウジアラビア戦に向けて、所属のインテルでの戦いを例に出して「サウジよりイタリアのチームの方が……」と話し、その経験を語った。

 11日に予定されている国際親善試合オマーン戦を前に、9日の日本代表は茨城県内でトレーニングを行った。冒頭15分を除き非公開となったトレーニングの内容について、「言わないですけど(笑)」と冗談交じりに答えた長友は、本番となる15日のサウジアラビア戦への強い思いを語った。なぜなら、これまで4試合を消化したこのW杯アジア最終予選で、長友は負傷などの不運も重なり1試合も出場できていないからだ。

「もちろん、まだサウジ戦も出られるか分からない。出ても出なくてもチームに貢献することを忘れないように。何かしら、自分のできることがあるはず。良い準備をして、出たとすればまずは失点したくないので、守備から入りたい。悔しいし、歯がゆい思いというか。こういう気持ちも、今までなかなか味わえなかった。サウジアラビア戦は今までにない心境というか、強い思いがある」

 そして、そのサウジアラビアをハリル監督が「彼らはPKを取るスペシャリストだ」と話していることについて聞かれると、長友は笑いながらも真剣にこう語った。

 

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