「三笘薫にほとんど喜びを与えなかった」 ニューカッスルDF、攻守に活躍で地元メディア最高タイ評価
三笘を封じたトリッピアーの活躍でニューカッスルは完勝
イングランド1部ニューカッスルは現地時間5月18日にプレミアリーグ第25節延期分でブライトンと本拠地で対戦し、4-1で快勝を収めた。勝利の立役者となったのは右サイドバックのイングランド代表DFキーラン・トリッピアーだ。セットプレーから得点を演出し、さらに日本代表MF三笘薫も封じ込めるなど攻守にわたる活躍を地元メディアが称賛している。
ニューカッスルは前半22分、トリッピアーの左CKがブライトンのFWデニズ・ウンダフのオウンゴールを誘発して先制に成功。さらに同アディショナルタイム4分、右からのFKでトリッピアーのクロスにDFダン・バーンがヘディングで合わせて追加点が生まれた。
後半6分にはウンダフが汚名返上のゴールを決めて点差が縮まるも、ニューカッスルは同44分にFWカラム・ウィルソン、同アディショナルタイムにMFブルーノ・ギマランイスがダメを押した。上位直接対決を制したニューカッスルは勝点を69に伸ばし、3位をキープした。
英メディア「ニューカッスル・ワールド」は正確無比なキックでゴールを演出するなど存在感抜群だったトリッピアーにバーンと並ぶチーム最高タイの9点をつけ、「セットプレーから最初の2得点を演出し、ベストフォームを取り戻した。南海岸(ブライトン)で苦しめられた三笘薫にほとんど喜びを与えなかった」と攻守にわたる貢献を絶賛した。
昨年8月、第2節での直接対決時には途中出場した三笘がトリッピアーをエリア内で抜き去り、決定機を作り出す場面があった。しかし、この日はトリッピアーが三笘をしっかりと封じ込めることに成功。ニューカッスルの躍進を支えるイングランド代表右サイドバックがその実力を示した。