リーグ優勝の可能性が消滅したアル・ヒラル、相手ファンから「浦和！」の大合唱

　サウジアラビア1部アル・ヒラルは残り4試合を残してリーグ優勝の可能性が潰えたなか、対戦したアル・イテハドのファンから「浦和！浦和！」と挑発されるシーンが話題を呼んでいる。現地記者やメディアが映像を公開すると、海外ファンから「無礼すぎる」「モラルはどこへ？」と脚光を浴びている。

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　アル・ヒラルは5月6日のAFCチャンピオンズリーグ（ACL）決勝第2戦で浦和レッズに0-1と敗れ、2戦合計1-2で準優勝に終わった。同17日のリーグ第27節では首位アル・イテハドと対戦。2-2と引き分けたものの、4位アル・ヒラルはリーグ優勝の可能性が消滅し、相手ファンから「浦和！浦和！」の大合唱を浴びた。

　サウジアラビアメディアのハリド・アル・オラヤン記者は、自身の公式TikTokでスタンドの映像を公開。アル・イテハドのファンが「浦和！浦和！」と声を張り上げ、スタジアムに鳴り響く様子を届けている。また現地メディア「アシャルク・アル・アウサット」の公式ツイッターでは別カットの映像を紹介し、「試合後、アル・イテハドのファンが『浦和、浦和』と叫んだ」と発信している。

　中東メディア「Koora」も「アル・イテハドのファンが、アル・ヒラルの選手たちを挑発した」と報道。そのシーンを捉えた映像もSNSで拡散しており、思わぬ形で波紋が広がっている形だ。

　海外ファンから「無礼すぎる」「モラルはどこへ？」「彼らは誇りを失った」「なんだこの混乱ぶりは…」「慈悲深さが必要だ」などの声が続々と寄せられている。「浦和！」の大合唱でアル・ヒラルの選手たちを挑発する相手ファンの行為に驚きが広がっているようだ。