ACL決勝で浦和に敗れたアル・ヒラル、母国リーグで相手ファンから「浦和！」の叫び

　サウジアラビア1部アル・ヒラルは、5月6日のAFCチャンピオンズリーグ（ACL）決勝第2戦で浦和レッズに0-1と敗れ（2戦合計1-2）、タイトル獲得を逃した。そんなアル・ヒラルが、同17日のリーグ第27節アル・イテハド戦で2-2と引き分けてリーグ優勝の可能性が消滅したなか、相手ファンから「浦和！浦和」の大合唱を浴び、海外メディアは「アル・イテハドのファンが、アル・ヒラルの選手たちを挑発した」と注目を寄せている。

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　中東メディア「Koora」は「アル・イテハドのファンが、アル・ヒラルに浦和の攻撃を思い出させる」と報道。首位アル・イテハドと4位アル・ヒラルの上位対決は、試合終了間際の同点ゴールでアル・ヒラルが追い付いたものの、勝ち切れずに2-2ドローに終わった。

　この結果、アル・ヒラルは残り4試合を残して優勝の可能性が消滅。記事では「サウジアラビアのエル・クラシコで試合後、アル・イテハドのファンが、アル・ヒラルの選手たちを挑発した」と記し、ファンから「浦和！浦和！」と大合唱される様子を報じた。

「試合後、アル・イテハドのファンは、ACL決勝で日本のチーム（浦和）と対戦して敗れたアル・ヒラルに対して『浦和、浦和』と叫んだ」と説明を加えている。

　アジアの頂点を目指し、大舞台で浦和に敗れたアル・ヒラル。思わぬ形で相手ファンから挑発を受け、海外メディアも驚きをもって伝えていた。