セルティックOB、旗手怜央は「替えがきかない」 来季CLへの“カギ”「最大限に可能性を高める必要がある」
クリス・サットン氏がセルティックの来季編成について言及
スコットランド1部セルティックは、スコティッシュ・プレミアリーグとリーグカップを制して、国内2冠を達成。スコットランドFAカップでも決勝に進んでおり、3冠獲得の可能性がある。リーグ得点王になり、リーグMVPに選出されたFW古橋亨梧を筆頭に主力選手の引き抜きも報じられるなか、クラブOBの元スコットランド代表FWクリス・サットン氏は、来季の成功のためにはMF旗手怜央だけは手放すべきではないと考えているようだ。スコットランドメディア「Glasgow Live」が報じている。
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旗手怜央はここまで公式戦41試合に出場して、8得点10アシストを記録。中盤の重要な選手として、起用されている。アンジェ・ポステコグルー監督の就任後、2シーズン連続で国内2冠を成し遂げたセルティックだが、来季、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)で成功を収めるためには、イングランドや国外から関心を示されている旗手を引き留める必要があると、サットン氏は言う。
「この夏、アンジェ・ポステコグルー監督が何人かの主力選手たちの売却や新たな選手の獲得について何を語るかは興味深い。ここまで切れ目なく選手が加入しているが、ある時点で行き詰るかもしれない。次に何が起こるかだ。私にとって、それはCLであり、セルティックがそこで戦えるかになる」
「何よりもまず大事なのは、監督を留めることだ。彼のもとにはオファーが届くことになるだろう。アンジェ・ポステコグルー監督を留めることができれば、欧州の舞台で名を残そうと決意するはずだ。そこで誰が来て、誰が去るかは興味深い」と、オーストラリア人監督を留める重要性を語った。
そして、「私は今のセルティックのプレースタイルに旗手怜央は、替えがきかないと思っている。すぐに始まるCLのスピードに、選手たちを適応させる時間はない。セルティックには欠かせない選手が何人かいる。CLで戦えることを求めるサポーターの野心を満たすためには、そうした選手たちを留めなければいけない。現在、抱えている選手たちでも達成するのは難しいことだ。だが、最大限に可能性を高める必要がある」と、旗手がセルティックに不可欠だと強調している。
今シーズンのCLでは6試合に出場して1アシストを記録した旗手。来シーズンも再びセルティックの一員として、欧州最高峰の舞台のピッチに立つ姿が見られるだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)