三笘薫は「プレミアで最も俊敏」 リーグ公式、ブライトン上位進出のキーマンに指名

ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】
ブライトンでプレーする三笘薫【写真:ロイター】

第25節延期分のニューカッスル戦が控えるなか、公式サイトが三笘に脚光

 イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は今季初挑戦のプレミアリーグで29試合7得点4アシストの活躍で攻撃陣を牽引している。現地時間5月18日にプレミアリーグ第25節延期分のニューカッスル戦が控えるなか、プレミアリーグ公式サイトは三笘をキーマンの1人として取り上げ、「ボールを持った1対1で破壊的なスピードがある」「このディビジョンで最も鋭い選手の1人」と称している。

 ブライトンはここまで34試合を消化し、勝点58で暫定6位に位置している。過去最高となるトップ6でのフィニッシュを現実的なものとし、2試合消化の多い5位リバプールとの差も7ポイントでさらなる上位進出の可能性も残っている。

 そんなブライトンがミッドウィークに対戦するのが3位のニューカッスルだ。サウジアラビア系ファンドによる買収を機にチーム力を大きく伸ばしており、ブライトンとともにトップ6争いに食い込んできた大躍進のチームだ。昨年8月、ブライトンホームでの試合はスコアレスドローに終わっていた。

 この上位対決を前にプレミアリーグ公式サイトは「ブライトンはトップ6とのデュエルで再びアップセットを引き起こすのか」と特集。そのなかで「スキルとスピードを備えた日本人ウインガーの三笘薫は(右サイドの)キーラン・トリッピアーがトップフォームを維持する必要があるという点で、(エディ・)ハウ監督にとっての懸念材料になる」と三笘の存在にスポットライトを当てている。

「今季7得点4アシストを記録している三笘は、ボールを持って相手との1対1では破壊的なスピードを持っている。ブライトンのセントラルストライカーがマーカーを引き連れた時にはDFの背後にスプリントすることも好んでいる。彼はこのディビジョン(プレミアリーグ)で最も俊敏なアタッカーの1人。抜群の安定感で相手を打ち負かし、マーカーを押し返している」

 プレミアリーグで20試合以上に先発出場している選手を対象としたデータによれば、三笘は90分あたりのドリブル成功数(2.40回)と、90分あたりの相手ボックス内でのボールタッチ数で(7.74回)といずれもリーグ3位の記録を残している。鋭いプレーでゴールに迫る三笘は、ニューカッスル戦でもブライトンの鍵を握る存在となりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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