三笘×同僚カイセドがハイタッチ プレミア戦士、“危険チャージ→報復タックル”の流れに言及「僕は大好きだ」
アーセナルFWマルティネッリと三笘が交錯、2分後にカイセドが厳しいスライディングタックル
イングランド1部ウェストハムのジャマイカ代表FWミカエル・アントニオが、同1部ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドと日本代表MF三笘薫が見せたアクションを絶賛していたようだ。
現地時間5月14日に行われたプレミアリーグ第36節のアーセナル戦(3-0)。ブライトンが敵地でアーセナルに快勝したこの試合の前半5分に、アーセナルFWガブリエルウ・マルティネッリが三笘に激しいタックルを見舞ったシーンは物議を醸した。浮き球をコントロールしようとした三笘の背後からマルティネッリが飛びかかるような格好となり、三笘はその衝撃でピッチに倒れ込んだ。
しかしそれからわずか2分後、今度はカイセドがマルティネッリに厳しいスライディングタックルを見舞うことに。いずれのプレーもファウルした選手に警告すら出なかったが、削り返される格好となったマルティネッリは同20分に途中交代を余儀なくされていた。カイセドはタックルをした後、三笘とハイタッチをしている姿が目撃されている。
元アイルランド代表MFロイ・キーン氏はカイセドの“報復タックル”をやられたらやり返すのがサッカーの一部として擁護していた。ウェストハムのFWアントニオもイギリスのポッドキャスト番組「The Footballer’s Football Podcast」でカイセドの振る舞いについて語っていた。
「僕は(カイセドのしたことが)大好きだ。彼らがハイファイブ(ハイタッチ)をしていたのも大好きだよ。誰かが誰かのためにああいうことをするのを見たことあったけど、ハイファイブまでするのは見たことがなかった」
もちろんアントニオもカイセドがマルティネッリを負傷させたことを喜んでいるわけではない。勝負にこだわる姿勢を示したカイセドと三笘の姿勢に好印象を抱いていたようだ。