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ユベントスDFボヌッチ、来季一杯での現役引退を示唆 「私がプレーを終えればディフェンス時代は終焉」
クラブの公式YouTubeチャンネルで引退を示唆
イタリア1部ユベントス所属のイタリア代表DFレオナルド・ボヌッチが、2023-24シーズン終了後に現役から退くことを示唆した。英紙「ザ・サン」が報じている。
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現在36歳のボヌッチは2005年にインテルでトップチームデビューを果たすと、その後は国内複数クラブのレンタルを経て、10年の夏にユベントスへ移籍。移籍後最初のシーズンは不安定なプレーが続くも、11年のアントニオ・コンテ監督就任で3バックが採用されると転機に。ジョルジョ・キエッリーニ、アンドレア・バルザーリと形成した守備の“BBC”は一時代を築いた。
2017年にはACミランへ移籍するも、翌年にユベントスに復帰。以降もコンスタントに出場を重ね、現地時間5月11日に行われたUEFAヨーロッパリーグ(EL)準決勝ファーストレグのセビージャ戦でユベントスでの500試合出場を達成した。
また、代表でも2021年の欧州選手権(EURO)優勝に貢献。決勝での得点は大会最年長記録(34歳71日)となっている。
「ザ・サン」紙によると、そんなボヌッチは先日クラブの公式YouTubeチャンネルに出演。そこで「私が来年にプレーを終えれば、ディフェンス時代の終焉ということだろう」と発言し、来季一杯での現役引退を示唆したという。さらに、「私たちに(フランコ・)バレージや(パオロ・)マルディーニ、(アレッサンドロ・)ネスタ、(ファビオ・)カンナバーロがいたように、将来のディフェンダーたちが私たちをアイドルとして見てほしいね」と述べ、後進への思いを託したことを伝えている。
ボヌッチの契約は来季終了まで。引退を翻意しなければ、偉大な守備職人があと1年余りでサッカー界を去ることになる。