セリエA王者ナポリ、獲得候補の久保建英は「完璧」な存在 海外報道…89億円解除金も「支払う準備がある」
ナポリはマーケティング要素を含めて久保建英に関心があるとされてきた
イタリア1部ナポリは今季、33年ぶり3度目のリーグ優勝を果たした。今シーズン、セリエAで圧倒的な強さを見せてきたナポリは、スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英の獲得を視野に入れていると報じられてきたが、スペインのレアル・マドリード専門メディア「ディフェンサ・セントラル」では、マーケティング的な要素も含めて、久保は「完璧」な存在だとしている。
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久保は今季8ゴールをマークし、チームの主力として攻撃を牽引している。今季から加入した久保だが、現在も保有権50%は古巣のレアル・マドリードが保持。ソシエダが他クラブへ売却した際には50%がレアルに入ることとなっている。
そのなかで「ディフェンサ・セントラル」は「経済的側面、サッカー的側面のどちらがより重要か評価する必要がある」としており、「久保建英には6000万ユーロ(約89億円)の契約解除条項があり、ナポリはこれを支払う準備がある。クラブオーナーはこの契約により、アジアへの市場開拓を考えている」とマーケティング要素も兼ねていると伝えた。
さらに「商業的な観点から彼らは久保が完璧と考えている。投資した資金を回収するのにそれほどの時間はかからないと考えている」と分析。ソシエダは決定権が自分たちになく、レアルが先に拒否権を持っているようで、「最終判断はレアル・マドリードが行う」と報じた。