中田英寿がローマで共闘したトッティについて言及 「まだ現役なのは嬉しいけど、日本ではカズさんが…」

自身が29歳で引退したことへの多少の後悔も、伊メディアの取材で明かす

 元日本代表MFの中田英寿氏が、現在手がけている日本酒のプロデュース業の一環で、かつてプレーしたイタリアを訪れて現地メディアの取材に応じている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」と提携するローマ専門ニュースサイト「フォルツァ・ローマ」が、コメントを報じている。

 中田は当時のファビオ・カペッロ監督に率いられたローマで1年半プレーし、2000-01シーズンのセリエA優勝に貢献した。しかし、29歳で迎えた06年ドイツ・ワールドカップを最後に現役引退を発表。今回のインタビューでは、その30歳を前にした引退についての質問からスタートしている。

「後悔? それはいつでも存在するものですね。それについて考える時、もう少しプレーしたかったとは思うものだけど、いつかは辞める時が来る。それが早い人も遅い人もいるけど、いつかは決断するものなので。僕はサッカーが好きで、情熱を傾けて、それが仕事になっても情熱はあり続けた」

 世界中を驚かせた引退劇に多少の後悔はあるとしつつ、誰にも引退の時はやって来るものだと話した。そして、かつてローマでプレーした時のポジション争いのライバルであり、現在もプレーを続ける1歳年上の元イタリア代表FWフランチェスコ・トッティについて質問されると、日本を代表するレジェンドを引き合いに出しつつ、こう語った。

 

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