U-20日本代表FW福田師王、渡欧4か月…ドイツでは「最初60分で足がつった」 フィジカル、言葉の壁乗り越え得点量産
追加招集の背番号「9」
U-20日本代表は5月20日からアルゼンチンで開催されるU-20ワールドカップ(W杯)に臨む。日本は21日(日本時間22日)にセネガルとの初戦を迎えるなか、点取り屋として期待されるFW福田師王(ボルシアMG)がオンラインで取材に応じた。
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福田は今年1月にドイツへ渡り、ここまで公式戦8試合で7ゴールと得点を量産。適応能力の高さを見せている。その高い決定力に期待され、今大会には背番号9として追加招集で参加が決まった。
ドイツではまずフィジカルの強化に取り組んだといい、「下半身のお尻の部分を鍛えた。ドイツのグラウンドはぬかるんでいたり、芝が悪い状態なので、耐えられるようにお尻を鍛えた」と、約3キロの増量に成功。初めて練習試合に出た際は「最初60分で足がつって動けなくなった。プレースタイルも休む暇なく縦に速いサッカーできつかった。練習から走ることを意識して体づくりをまた1から考えた。高校の時からフィジカルなかったけど、もっと必要だなと思った」と、自身を見つめなおした。
一方で、日の丸を背負うのは久しぶり。昨年のU-19日本代表候補合宿には招集されたものの、国際大会は20年U-17日本代表日本ASEAN青少年交流大会以来となる。待望の大舞台での抜擢となったが、まだコミュニケーション面では不安が残るようで「もっとボールほしいな、と。練習試合して良かった」と、短い期間でチームメイトに要求していく。
それでも、ドイツでは片言ながら作戦ボードで自分の動き出しと伝えてトレーニングで見せるという方法を取り、すぐチームに適応できた。海外での経験を生かして、日本を勝利へと導く覚悟だ。
(FOOTBALL ZONE編集部)