U-20日本代表DFチェイス・アンリ、大舞台で「自分の名前を世界に売りたい」 ドイツで響いた先輩の言葉は?「遠藤航選手は…」

シュツットガルトで経験を積むチェイス・アンリ【写真:Getty Images】
シュツットガルトで経験を積むチェイス・アンリ【写真:Getty Images】

日本は初戦でセネガルと対戦

 U-20日本代表は5月20日からアルゼンチンで開催されるU-20ワールドカップ(W杯)に臨む。日本は21日(日本時間22日)にセネガルとの初戦を迎えるなか、DFチェイス・アンリ(シュツットガルト)がオンラインで取材に応じた。

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 現在19歳のアンリは福島県の名門・尚志高校から2022年にシュツットガルトへ入団。セカンドチームでプレーしており、今季は負傷もありながら12試合に出場。徐々に出番を増やしている。

 シュツットガルトでは、トップチームにA代表のMF遠藤航や伊藤洋輝、原口元気が所属。やはり、海外での生活に「先輩たちの存在は大きい。欧州では分からないことだらけなので、食事のことを聞けて良かった」と、助けられている様子。なかでも「遠藤航選手はよく『焦るな』と言ってくれる。僕は、ドイツに来た最初焦っていて、『早くトップいかないと』と思っていた。なので、そう言ってくれたのが一番大きい」という。

 渡欧した当初は慣れるまで時間がかかったようで、なかなかチームでも実力を出し切れなかった。だが、「メンタル面(の調整)だったり、自分で考えられるようになった。どうやったら試合に出られるのか。自主練でただボールを蹴っていてもうまくならない。練習から試合を想定しないと」と、鍛え上げた。その経験が今大会でも生きている。非公開で15日に行われたU-20アルゼンチン代表との練習試合では「自分たちで修正できた」と、胸を張った。

 センターバック(CB)、守備の要として期待されるアンリ。初戦のセネガル相手には「自分は速くて強い選手とやるのは好きなので、声を掛けながら、全員で守りたい」と意気込む。目標は「世界一」と断言し、また「1試合1試合スタメンで出たいし、CBは経験も必要。試合に出て成長したい。U-20W杯は人生で1回。いろんな人が見ているので最初から100%を出して自分の名前を世界に売りたい」と力強かった。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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