アーセナルとチリ代表にエース離脱の緊急事態! サンチェスがふくらはぎ負傷、コロンビア戦欠場へ

代表練習で負傷し、結果は「低レベルの筋挫傷」 15日のウルグアイ戦は回復次第

 アーセナルとチリ代表に緊急事態が起きた。エースFWアレクシス・サンチェスが8日のチリ代表の練習でふくらはぎの負傷で離脱。精密検査を受けて筋挫傷の診断を受けたことが明らかになった。チリサッカー連盟が公式サイトで発表している。

「チリ代表のメディカルスタッフはアレクシス・サンチェスが低レベルの筋挫傷を負ったことを報告します。彼はサンティアゴに残り、治療を受けます。ウルグアイ戦への参加は経過を見てからになります」

 連盟はこう声明を発表した。サンチェスはチリの首都で治療を続け、10日にコロンビアのバランキージャで行われるワールドカップ南米予選コロンビア戦を欠場することが確定。15日の予選ウルグアイ戦の出場は回復具合次第になるという。

 南米選手権二連覇中のチリは熾烈なワールドカップ南米予選で自動的に出場権を手にできる4位から漏れ、現在プレーオフ圏の5位。6位の強豪アルゼンチンと勝ち点で並ぶギリギリの状況となっている。負けられない戦いが続くなか、エース不在は痛恨の事態となる。

 今季リーグ3位と優勝争いを演じるアーセナルにとっても悲報だ。1トップとして才能を開花させ、8得点7アシストと結果を出している。MFアーロン・ラムジー、FWオリビエ・ジルーと故障者が戻ってきた段階で、エースの故障は何よりも痛手。11月の失速が近年の恒例となっているガナーズにとって、厳しい戦いを強いられそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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