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負傷交代の長友に地元メディアが厳しい評価 「タフさに欠けた」「クレイジーにさせられた」
平均低下の採点並ぶ
インテルDF長友佑都は、27日の欧州リーグでドニプロ(ウクライナ)戦で先発出場したが、前半37分に右肩を脱臼して途中交代となった。インテルは2-1の勝利に終わったが、長友の故障までのプレーに地元メディアは厳しい採点をつけている。
「ガゼッタ・デロ・スポルト」紙は、平均以下の5点。寸評では「右肩脱臼で退いたが、その前にはタフさに欠けた。相手に敵意を抱かせず、常に反応が遅れていた。(1対1の対応でグアリンがカバーに入った)」と、マッチアップで後手に回ったことを指摘している。
パス成功は12本。クロス成功は1本。相手からのボール奪取は1度だった。
最高点は好守を連発したGKハンダノビッチの7.5点。最低点はDFラノッキアの4.5となっている。
「コリエレ・デロ・スポルト」紙は長友に5.5の平均点を与えているが寸評はさえない。「試合開始後は、コノプリャンカに苦しめられた。右肩を脱臼した」と、相手のアタッカーに苦しめられたと表している。最高点はハンダノビッチの7.5、最低点はFWイカルディの5点だった。
「トゥット・スポルト」紙は、平均点以下の5点。寸評では「コノプリャンカが長友をクレイジーにさせた。だが、攻撃時に出た時は何とか局面を打開しようとした。シュートの後に倒れて、右肩を脱臼した」と守勢に回りながらも、攻撃参加時に違いを見せようとしていた姿勢には一定の評価を下した。最高点は、ハンダノビッチの7.5。最低点はラノッキアの4点だった。
ロベルト・マンチーニ監督の初陣となった23日のACミラン戦に続く、先発となった長友はダービーではクロスでゴールの起点となるなど、地元メディアで最高点の評価を受けていた。マンチーニ監督も二戦連続で先発起用するなど、信頼の高さを示したが、ドニプロ戦での不運な負傷で戦線離脱の危機に立たされている。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images