ベルギー1部シント=トロイデン、フィンク氏の新監督就任を発表 「全力を尽くします」
神戸時代には2つのタイトルを獲得
ベルギー1部シント=トロイデン(STVV)は5月16日、トルステン・フィンク氏が新監督就任したことを発表した。Jリーグでも指揮を執った指揮官が、ベルギーで新たな挑戦に挑む。
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現在55歳のフィンク氏は、2019年にJ1ヴィッセル神戸の監督に就任。天皇杯で優勝に導き、クラブ初のタイトルをもたらした。翌年2月に行われた富士ゼロックススーパーカップでは昨季J1王者・横浜F・マリノスをペナルティーキック(PK)戦の末下し、優勝を果たしている。しかし、同年9月に家庭の事情で監督を辞任していた。
その後、22年1月にラトビア1部リガFCの監督に就任。同年5月にアラブ首長国連邦(UAE)1部のアル・ナスルの指揮官となったが、11月に退任していた。
そうしたなか、シント=トロイデンが16日に新監督就任を発表。「STVVは選手・監督として多くのタイトルを獲得してきたドイツ人指揮官と記念すべき100周年のシーズンを戦うこととなりました」とクラブ公式が公表している。
なお、フィンク監督就任に伴い、セバスチャン・ハーン氏がアシスタントコーチに就任。残りのコーチ陣に関しては決まり次第報告するとしている。
フィンク氏のコメントは以下のとおり。
「豊かな歴史を持ち、熱狂的なファンがいるSTVVの監督に就任することができて、ワクワクしています。クラブ創設から100周年を迎えるシーズンを特別なものにするため、コーチ・選手と共に良いシーズンを過ごせるよう全力を尽くします」
シント=トロイデンのクラブCEO(Chief Executive Officer)立石敬之氏のコメントは以下のとおり。
「STVV創設100周年を迎える記念すべきシーズンに『勝者のメンタリティー』を持つフィンク監督を招聘することができ、とても光栄に思います。若手の育成に長け、昨シーズンまで積み上げてきた組織的な守備に攻撃力を上積みしたサッカーを見せられることができるように新監督と共にチームを準備し、戦っていきたいです」
(FOOTBALL ZONE編集部)