ポルトガル代表DFがドルト移籍の舞台裏を告白! 「バルサにノーと言う決断を下すのは難しかった」

PSGからもオファーを受けていたゲレイロ 中盤でも香川を凌ぐ存在感を発揮

 ドルトムントのポルトガル代表DFラファエル・ゲレイロは、今季フランス1部ロリアンからドルトムントへ移籍する前、バルセロナからのオファーを固辞したと告白している。フランステレビ局「カナルプリュス」で語った。

 ゲレイロは6月の欧州選手権フランス大会で優勝したポルトガル代表の左サイドバックとして一気にブレイク。セットプレーのキッカー役も務めていたが、今季ドルトムントに加入後はトーマス・トゥヘル監督にインサイドハーフやサイドバックでも起用され、主力の座をつかんでいる。

 そんな若武者には運命の選択があったという。「バルセロナにノーと言う決断を下すのは難しかった。でも、決断しなければいけない瞬間がやってきて、ドルトムントに移籍した。自分には継続性が必要で、成長のために出場時間を増やしたかった。ドイツではそれができているし、うまくいっているんだ」

 若武者はこう語った。昨季限りでブラジル人DFアドリアーノが退団した代役として、バルサはゲレイロ獲得に動いていたという。だが、意中の存在がドルトムント移籍を決断したため、バルサはパリ・サンジェルマン(PSG)所属のフランス代表DFルーカス・ディーニュの獲得に切り替えたという。

 PSGからもオファーを受けていたというゲレイロは、代表でプレーしたサイドバックではなく、中盤でも日本代表MF香川真司を凌ぐような存在感を示している。現時点では、ドルトムント移籍の決断は正解だったようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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