G・マルティネッリが三笘に激しく突進

　イングランド1部ブライトンは現地時間5月14日、敵地でのプレミアリーグ第36節でアーセナルと対戦し、3-0で勝利した。日本代表MF三笘薫は決勝点となるゴールの起点となった一方、序盤にファウルを受けたシーンが英メディアでも反響が拡大している。

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　右サイドでスタートした三笘は前半5分、自陣でのルーズボールを巡ってアーセナルのブラジル代表FWガブリエウ・マリティネッリから激しいチャージを受けて交錯。相手の背中から腕にかけて顔面を直撃する形となってピッチに倒れ込み、しばらく動けなかった。大事には至らずプレーを続行したが、負傷してもおかしくないシーンだった。

　G・マルティネッリはその後、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドから“報復タックル”を受け、前半20分で負傷退場。試合は前半をスコアレスで折り返したなか、後半に3ゴールを奪ったブライトンが3-0で快勝した。

　英紙「デイリー・スター」は、G・マルティネッリのプレーを「ボールが自分に向かって落ちてくるのを待っていた日本のトリックスターに向かって突進」と描写し、「三笘に対するクレイジーなチャレンジ」と指摘した。

　また、記事では海外ファンから上がった「（YouTuberでプロボクサーの）KSIを見過ぎ。三笘をクリーンなエルボーで倒せばいい」「最低の審判だ」「主審は家にカードを忘れたのか？」といった糾弾の声も紹介していた。