2部降格にファンが激怒

　オランダ1部フローニンゲンは現地時間5月14日、エールディビジ第32節でアヤックスと対戦。ところが、ホームファンによるピッチ乱入や発煙筒の投げ込みなどの事件が起き、試合開始から9分で中止となった。英公共放送「BBC」が報じた。

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　23年ぶりの2部降格に怒ったファンが6分に発煙筒を投げ入れ、選手は退避。フローニンゲンのフロント辞任を求める横断幕を持ったファンがピッチに乱入した。

　再開から3分後には花火が打ち上げられ、主審はオランダの新ルールに基づいて試合を中止した。

　オランダでは先月5日に行われたオランダのカップ戦（KNVBカップ）準決勝のフェイエノールト対アヤックスでも観客から物が投げ入れられ、選手が負傷する事態が起こった。オランダサッカー協会は、選手や審判員が観衆から投げ入れられたものが何らかに当たった場合、全ての試合を中止すると決定。また、誰にも当たらない発射物が投げられた場合には試合を一時的に中止し、二度目に同じことが起こった場合には試合を中止する必要があるとしていた。

　エールディビジの試合が一時中断されたのは今週末だけで4試合目になる。