J30周年ベストシーン決定! 名古屋ピクシー“雨中のリフティングドリブル”が選出
「Jリーグ30周年記念イベント」を実施し、ベストシーン部門を発表
Jリーグは1993年に開幕戦が行われて30周年の記念日にあたる5月15日に東京都内で「Jリーグ30周年記念イベント」を実施。「J30ベストアウォーズ」のベストシーン部門は、1994年の名古屋グランパスとジェフユナイテッド市原(当時)のゲームで、名古屋のFWドラガン・ストイコビッチによる雨中のリフティングドリブルが選出された。
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27個のシーンがピックアップされたこの部門では、初〇〇と名の付く場面や、ハートフルな場面、ちょっと笑ってしまうような場面、珍しい場面に、「ベストゴール」の企画には該当しないスーパープレーなど、様々なジャンルのものが取り上げられていた。
その中でファン・サポーターからの最多投票を集めたのが、「ピクシー」の愛称で知られたストイコビッチの超絶テクニックだった。大雨でピッチ上に水たまりが多数あり、まともなドリブルが難しい環境で空中にボールがあれば関係ないとでも言わんばかりに地面にボールをつけることなく前進していった。
ストイコビッチ氏はメッセージVTRで登場し「こんにちは、ピクシーです。ノミネートしていただきとても嬉しく、光栄です。長良川競技場で行われた試合のことはよく覚えています。とても強い雨でプレーが不可能と思えるほど。そこでリフティングしながらドリブルしたらとてもうまくいった。そのプレーを楽しんでくれたら嬉しい。またお会いできる日を楽しみにしています」とコメント。当時を懐かしんでいた。
選手だけでなく名古屋の監督としてもJリーグで活躍してきたストイコビッチ氏は、Jリーグの歴史の中で欠かすことのできない名手として名を残している。
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