完敗アーセナル、リーグV“白旗宣言” 監督&主将が見解「不可能だ」「正直厳しい」
ブライトンに0-3完敗、残り2試合で首位シティとの勝ち点差は4に
イングランド1部アーセナルは現地時間5月14日のプレミアリーグ第36節でブライトンに0-3で敗れた。残り2試合で首位マンチェスター・シティとの勝点差が4に広がったことを受け、キャプテンのノルウェー代表MFマルティン・ウーデゴールやミケル・アルテタ監督が白旗を掲げた。
4月以降の失速によって首位の座から陥落していたアーセナル。チェルシー、ニューカッスルを叩いて連勝中だったなかでブライトンをホームに迎えたが、後半に3失点して完敗。勝点81のまま足踏みとなった。
これにより、同日の試合でエバートンに勝利した首位シティとの差は4ポイントに広がった。アーセナルのほうが消化試合が1試合多いこともあり、2003-04シーズン以来となる優勝の道は遠のいた。
キャプテンとしてチームをまとめるウーデゴールは試合後、英衛星放送「スカイ・スポーツ」のインタビューで受け入れがたい敗戦だったと胸中を明かしている。
「正直に言って、非常に厳しい。受け入れるのが難しい。残念だ。特に後半の僕らのプレーは正直僕にも何が起きていたのかわからない。今は(タイトルの)望みがないと感じている」
チームを率いるアルテタ監督も「後半のパフォーマンスは謝罪しなければならない。受け入れがたいものだった」と立て続けに3失点を食らった後半45分間について言及した。そして逆転でのリーグ優勝についても「数字的にはまだ可能性はあるが、今それを考えるのは不可能だ」と話した。
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