本田が“ハリル流”に異議あり 「チームコンセプトが変わらなければ特長は生きない」

ミランで出番を得られないなかで合流 まずは右サイドハーフでの起用を想定

 日本代表FW本田圭佑は、バヒド・ハリルホジッチ監督が推し進めるチーム作りに対し「どこで出ても、チームコンセプトが変わらなければあまり特長が生きない」と、自身のストロングポイントを発揮できるものではないと語った。

 8日に茨城県内でトレーニングを行った日本代表には、イタリアのACミランでプレーする本田圭佑も合流した。前回10月の代表活動から今回までの間に、1試合62分間しかプレータイムがなかったことが不安視されるが、「全然、精神的には問題なく、良い準備もできている。結果がついてこなかったという点では、もちろん改善しなきゃいけないと思っているんですけど、それはチーム状況とか相手との兼ね合いとかある。悲観はしてないです」と問題はないとした。

 本田は10月11日の敵地オーストラリア戦では、1トップの位置で出場した。これまで右サイドを主戦場としていたため、「ポジションのことは最後まで監督がメンバーを組んで、悩んで決めると思うんですけど、普通に考えたら右の可能性としてはあると思うし、自分もそのイメージで準備したい」と、15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選の折り返しとなるサウジアラビア戦に向けて、まずは右サイドでの出場を想定しているという。

 しかし、本田がそれ以上に問題視しているのは、ハリル監督のチームコンセプトと自身の特長が合わないことだった。

 

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