「ガンバも見習って」 ACミラン敗戦後、選手&サポ一体の“対話シーン”が反響「初めて見た」

ミランの選手たちがサポーターたちと直接話し合い【写真:ロイター】
ミランの選手たちがサポーターたちと直接話し合い【写真:ロイター】

格下相手に痛恨の1敗、試合後にサポーターがチームを鼓舞

 イタリア1部の名門ACミランは現地時間5月13日、セリエA第35節で2部降格の危機に瀕するスペツィアと対戦し、0-2で敗れた。来季のUEFAチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得へ痛恨の1敗を喫したなか試合後、選手とサポーターが一体となった対話シーンが反響を呼んでいる。

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 敵地で18位スペツィアとの一戦を迎えた5位ミランは、来季CL出場権の獲得となる4位浮上へ勝ち点3を積み上げたいところだったが、1部残留へあとがないスペツィアに苦戦。0-0のスコアレスで迎えた後半30分に先制を許すと、その10分後にも失点し、格下相手に痛恨の1敗を喫した。

 5月10日のCL準決勝第1戦、宿敵インテル戦(0-2)に続き公式戦2連敗となったミラン。シーズン佳境でまさかの失速に居ても立っても居られなかったのが敵地に駆け付けたサポーターだった。試合後、ゴール裏に陣取ったスタンドへ選手たちを呼び止め、中心的人物から選手に向かって身振り手振りを交えつつ、熱い檄が飛ばされた。

 ステファノ・ピオリ監督もこの中に加わり、選手とともにサポーターの言葉に耳を傾ける。どちらか一方が主張を押し付けるのではなく、その光景は対話そのもの。話し合いが終わると、ゴール裏スタンドからはチームを鼓舞するチャントが鳴り響く印象的なワンシーンだった。

 この光景が海外メディアの公式SNSを中心に拡散されると、日本国内でも反響。ファンからは「こんなの初めて見た」「羨ましい」「雰囲気がいい」「ブーイング無し」「日本じゃあり得なさそう」といった声のほか、Jリーグファンからは「今のガンバにも見習ってほしい」「ガンバではありえない光景」との反応が寄せられるなど、熱視線が注がれていた。

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