鹿島FW鈴木優磨の“睨みつけパフォ”に日本代表OB見解 「レフェリーを相手にしても仕方ない」
前半12分のゴールはファウルで取り消されていたなか、同29分に意地の先制弾
鹿島アントラーズのFW鈴木優磨は、5月14日に「Jリーグ30周年メモリアルマッチ」として行われたJ1リーグ第13節・名古屋グランパス戦の前半29分に先制ゴールをマークした。前半12分にゴールが反則で取り消しになっていたなか、得点後に主審を睨みつけるパフォーマンスを見せて話題を呼んだが、元日本代表DF栗原勇蔵氏は「レフェリーを相手にしても仕方ない」と冷静な見解を述べている。
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リーグ戦4連勝中の鹿島は、前半12分に右コーナーキック(CK)から鈴木がジャンピングヘッドで合わせて名古屋のゴールネットを揺らした。しかし、CKが蹴られる直前に鈴木が名古屋MF稲垣祥と接触。ファウルがあっとして、VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)からの進言とオンフィールドレビュー判定の結果、木村博之主審はノーゴールと判断した。
これには鈴木ら鹿島側は猛抗議。しかし前半29分、再びCKを得た鹿島は、MF樋口雄太のキックから鈴木が再びヘディングシュートを決めた。得点後、木村主審を睨みつけるようなパフォーマンスをしたのち、チームメイトがそこへ駆け寄り歓喜の輪ができた。
思わず感情を露わにした鈴木の睨みつけパフォーマンスはSNS上で話題を呼び、ファンからは「審判煽りすぎ」「主審にドヤ顔」「審判ガン見しすぎ笑」といった声が上がっていた。
元日本代表DF栗原氏は、「ゴールが取り消しになったプレーでは、鈴木優磨がお尻をぶつけるような形で稲垣の邪魔をしていましたからね。ノーゴール判定は妥当だと思います。そのあとにゴールを決めるのは、さすが鈴木優磨といったところでしょうか。もっとも、ゴールパフォーマンスに関して言えば、レフェリーを相手にしても仕方ない。逆にあれで(レフェリーに)プレッシャーをかけて、そのあと多少(判定を)有利に働かせてた印象はありました」と冷静に分析していた。