ブライトン保有の「NEXT三笘」の存在に英紙注目 主力の移籍報道に「慌てない」理由とは?
ユニオンSGに期限付き移籍中のアディングラに脚光
イングランド1部ブライトンの日本代表MF三笘薫は、プレミアリーグ初挑戦で28試合に出場して7得点4アシストと堂々たる成績を残している。アーセナルやチェルシーといったビッグクラブからの関心も頻繁に噂されているが、英紙「ザ・サン」は「ブライトンは“NEXT三笘”をすでに見つけているかもしれない」と伝えている。
今季16勝7分10敗でプレミアリーグ暫定8位につけ、欧州カップ出場権獲得の可能性を残しているブライトン。主力のエクアドル代表MFモイセス・カイセド、アルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、三笘に移籍の噂も多く飛び交っている。
三笘に関しては契約延長の可能性も報道があるなかで、記事では三笘に関して「今季最も素晴らしい契約は、250万ポンド(約4億2000万円)のブレイクスターである三笘薫なのは間違いないだろう。ブライトンが三笘に支払った10倍近い金額で(レアンドロ・)トロサールが(アーセナルへ)去る前から、三笘はすでにデ・ゼルビ監督率いるチームの左ウイングのファーストチョイスの座を奪っていた」としたうえで、“代役”についても触れている。
「ブライトンは“NEXT三笘”をすでに見つけているかもしれない。昨夏、デンマークのノアシェランから600万ポンド(約10億円)で獲得したシモン・アディングラは、昨季三笘もプレーしたベルギー1部ロイヤル・ユニオン・サン=ジロワーズに期限付き移籍している。21歳の彼は、30試合に出場して11得点9アシストを記録し、チームをプレーオフに導いたが、これは三笘の成績(公式戦29試合で8得点4アシスト)を上回っている。ビッグクラブがカイセドやマック・アリスター、そのほかの選手と契約するために巨額の資金を用意しても、ブライトンの誰も慌てないだろう。ブライトンはすでに後釜を用意している、あるいはアップグレードしているはずだ」
コートジボワール人FWシモン・アディングラを復帰させ、攻撃陣の駒が抜けた際の穴埋めをするプランも視野に入っているのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)