「意図的ではない偉業」 町田ブラジル人FW、“好反応弾”を母国メディア評価「醜いゴールなどというものはない」
首位の町田、FWエリキが東京V戦で決勝弾をマーク
FC町田ゼルビアは5月13日、J2リーグ第15節・東京ヴェルディ戦で1-0の勝利を収めた。ブラジルメディア「グルーボ・エスポルチ」はこの試合、唯一のゴールとなったブラジル人FWエリキの決勝点に注目している。
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「元パルメイラス、ボタフォゴのエリキが日本で『サラダ(ダンスの動き)』ゴールを決める」と見出しを打って報道された得点は、味方のシュートが左ポストに直撃。跳ね返りがちょうどエリキのお腹付近へ飛び、押し込んだものだ。
これを同メディアは「やや醜いゴールであり、意図的ではなかった。アスリート自身も、SNSでこの偉業について冗談を言っていた」と伝えた。
かつて、ブラジルの名門パルメイラスやボタフォゴに所属。2019年に横浜F・マリノスに移籍し、中国クラブを経て昨季、町田に加入した。今季は15試合に出場して6ゴールをマーク。首位のチームを牽引する活躍を見せている。
ボタフォゴの公式ツイッターもこの得点シーン反応。「『醜いゴールなどというものはない、醜いものはゴールを決めない』とダダ・マラヴィーリャは言うだろう。元ゴイアス、パルメイラス、ボタフォゴのエリキはJ2でこのフレーズを文字どおりに踏襲した」と、エリキのゴールを伝えている。
どんな形でも1点は1点。その姿勢に母国メディアも意欲を感じていたようだ。
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