当時は孤軍奮闘のスアレスに対し…

「KOP（リバプールサポーターの愛称）が合唱していたよ。『もし我々の下に今もまだスアレスがいたら、彼をベンチに置くことになるだろう』というチャントをね」

　2011年から3年間リバプールに在籍していたスアレスは、133試合出場で82得点の功績を残し、スアレスが孤軍奮闘するチームだったが、その絶対的な元エースなくして当時を凌駕するような今季の躍進に、サポーターが舞い上がり、沸き起こったチャントであるようだ。

　なお、スアレスは今季、自身にとって二度目となる欧州最高の点取り屋に贈呈されるゴールデンシューを受賞しており、リバプール時代を遥かに凌駕する得点力を発揮し、世界最高のストライカーとして評価を受けている。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文　text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真　photo by Getty Images