ポチェッティーノ新監督、チェルシー来季編成に着手 マック・アリスターら補強候補浮上
来季新指揮官にポチェッティーノ氏の招聘で合意、選手リクルートメントの話し合いを開始
イングランド1部チェルシーはフランク・ランパード暫定監督に代わる来季の次期監督としてアルゼンチン人指揮官のマウリシオ・ポチェッティーノ氏の招聘で合意に達した。
チェルシーと同じくロンドンを本拠地とするトッテナムやフランス1部パリ・サンジェルマン(PSG)で手腕を発揮したアルゼンチン人指揮官はすでに低迷するチェルシーの再建に向けて、クラブの幹部と選手のリクルートメントについての話し合いを開始していると英紙「デイリー・メール」が報じている。
チェルシーは今季2度の移籍市場で総額6億ポンド(約1015億円)もの資金を投じたが、プレミアリーグでは11位に沈んでいる。開幕直後にトーマス・トゥヘル元監督を解任して、ブライトンからグレアム・ポッター前監督を引き抜くも、その後も低空飛行が続き、4月に今季2度目の監督交代が起きていた。
ポチェッティーノ氏は来季からの指揮に向けて、すでにスポーツディレクターのローレンス・スチュアート氏とポール・ウィンスタンリー氏と来季の選手編成について話し合いを行っているという。大型補強で膨れ上がったスカッドから余剰人員を売却する必要があることを確認している一方で、ストライカー、ミッドフィールダー、ゴールキーパーは補強が必要なポジションだと議論されているという。
ストライカーはイタリア1部インテルのアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスと同1部ナポリのナイジェリア代表FWヴィクター・オシムヘン、ミッドフィールダーではイングランド1部ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスと同1部ブライトンのアルゼンチン代表MFアレクシス・マック・アリスター、そしてGKも同1部アストン・ビラのアルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスが候補として名前が挙がっている。
また、ポチェッティーノ氏はアーセナルからの関心が伝えられ、退団の可能性があるイングランド代表MFメイソン・マウントの残留を希望している。さらにインテルへ期限付き移籍中のベルギー代表FWロメル・ルカクとも来季以降の去就について話し合いを行う予定だという。
(FOOTBALL ZONE編集部)