イタリア王者の練習参加が4人の衝撃! 代表戦士の離脱でユベントス監督も苦悩

GKブッフォンなど代表クラスが不在 衝撃的な光景をイタリア紙が特集

 選手が代表戦でコンディションを落として所属チームに戻った際に言われるのが通称“FIFAウイルス”だが、イタリア王者ユベントスは感染者が出る前にすでにトレーニングが成り立たない状況に追い込まれているようだ。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」は、今回のインターナショナルマッチウィークの間に練習場に残る選手がわずか4人であると特集している。

 各国の代表選手が集まるユベントスは、FIFAウイルスの感染者が続出する前に窮地に陥っている。イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォンなど代表戦士が次々とチームを離れ、負傷により休養を与えた選手も不在とあって、練習場のヴィノーボに残った選手はGKネトに加え、アレックス・サンドロ、ステファノ・ストゥラーロ、エルナネスと3人のMFのみ。わずか4人でトレーニングを実施することになったという。

 4人では実践的なトレーニングなど望むべくもなく、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は頭を抱えているという。ユベントスは代表ウィーク明けの19日にリーグ戦でペスカーラと対戦し、22日には日本代表MF清武弘嗣が所属するセビージャとUEFAチャンピオンズリーグのゲームを敵地に乗り込んで戦う日程が組まれている。

 世界中から選手たちを集めるビッグクラブの宿命とはいえ、4人でのトレーニングという衝撃的な光景が練習場に広がった模様だ。代表チームとクラブチームの関係が複雑なのは今に始まったことではないが、この悩みはビッグクラブにとって不変のようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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