PK獲得、クロスでのアシストで2ゴールを演出

　スペイン1部レアル・ソシエダの日本代表MF久保建英は現地時間5月13日のラ・リーガ第34節ジローナ戦に先発出場し、PK獲得とクロスでのアシストで2得点に絡む活躍を見せた。2-2で勝利こそ逃したが、スペイン地元メディアはチーム最高評価を与えるなど絶好調のレフティーの活躍を称賛している。

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　右サイドでスタメンに名を連ねた久保は持ち前のドリブルと正確無比のキックで攻撃を牽引した。前半早々の3分にはペナルティーエリア内右で仕掛け、MFロドリゴ・リケルメからファウルを受けてPKを奪取。FWミケル・オヤルサバルがPKを決め、レアル・ソシエダは先制した。

　続く同24分にも久保がゴールを演出する。21歳の日本代表MFは右サイドでこぼれ球を拾うと、利き足の左足に持ち替えて鋭いクロスをファーサイドへ供給。これにファーサイドの元スペイン代表MFダビド・シルバが合わせて追加点が生まれた。

　レアル・ソシエダは2点リードを守りきれず、試合は2-2の引き分けに終わったが、チームの全得点に絡んだ久保はスペイン大手紙「マルカ」の選手採点で唯一最高の3つ星評価を獲得した。ラ・リーガでの連続ゴールは「2」でストップとなったが、ハイパフォーマンスを継続。同紙はさらに「ゴールさえ決まっていれば今季のベストパフォーマンス」「久保は今季がいかに素晴らしいシーズンであるかをあらためて立証した」と絶賛していた。