J2清水と“法廷闘争中”のゴトビ元監督が中国へ 最下位に沈む石家庄永昌の指揮官に就任
日本と縁の深い監督が次々と中国で指揮
中国スーパーリーグには現在、日本と縁の深い指揮官が多い。広州恒大は元ジュビロ磐田監督のルイス・フェリペ・スコラーリ氏、広州富力では名古屋グランパスで選手、監督として英雄的存在となっているドラガン・ストイコビッチ氏が指揮を執る。そして杭州緑城では元韓国代表DFでベルマーレ平塚(現湘南)や柏レイソルで活躍したホン・ミョンボ氏、江蘇蘇寧はジェフユナイテッド市原(現千葉)や磐田でプレーした元韓国代表FWチェ・ヨンス氏が監督を務めている。また、解任されたが元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏は北京国安の指揮を、同じく元日本代表監督の岡田武史氏は杭州緑城を率いていた。
世界的なビッグネームの選手や監督とともに、Jリーグを経験した指揮官や外国籍選手たちが中国で迎え入れられる――ゴトビ監督の就任は、現在の流れを踏襲したものなのかもしれない。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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