湘南の山口監督が札幌戦の悔しい逆転負けを猛省 「良かった点を挙げろと言われても…」
札幌に2-4で敗戦
湘南ベルマーレは、5月13日に行われたJ1リーグ第13節で北海道コンサドーレ札幌と対戦。先制される難しい展開になったなか、後半に一時は逆転したが、残り20分から3失点を喫して、結果的に2-4という大敗に終わった。
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試合後の記者会見、90分間の総括を求められた湘南の山口智監督は「総括…」と口にして、7秒ほど沈黙した。そして、「どう表現していいか分からないのですが、責任を感じますし、用意してきて一番出してほしいところが、一番欠けてしまった。自分の責任なので受け止めてないといけない」と、言葉をつないだ。
前節5ゴールを挙げていた札幌に勢いがあったのは確かだろうが、湘南からは勝ちに行く姿勢が感じられなかった。前の試合で前半8分に先制点を挙げていた札幌に、それよりも早い6分で失点している。
この試合に布陣を変えて3-4-2-1で臨んだ山口監督は「失点の場面でいうと、求めているものができていないところでの失点が顕著だった。選手に落とし込めなかったというのがありますし、何より選手の勝ちたい気持ちを引き出さないといけない。綺麗ごとじゃない根本的なところを引き出さないといけない。そんな試合になったんじゃないかなと思います」と、悔しがった。
「良かった点を挙げろと言われても、少ないかもしれないですし、ないかもしれない。負けたことがすべてじゃないでしょうか」と語った山口監督は、リーグ戦4試合連続で複数失点を喫しているチームを、どのように建て直していくだろうか。
(河合 拓 / Taku Kawai)
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