迷走トッテナムの監督選び難航 元英代表が支持も…バイエルン前監督ナーゲルスマンの可能性消滅
候補に挙がっていたユリアン・ナーゲルスマン氏、話し合いはなく招聘もないと英報道
立て続けの解任劇で正監督不在となっているイングランド1部トッテナムの監督選びは難航しているようだ。英公共放送「BBC」によれば、候補に挙がっていたユリアン・ナーゲルスマン氏の監督就任の可能性はなくなったと伝えている。
トッテナムは今年3月にアントニオ・コンテ元監督を解任し、クリスティアン・ステッリーニ氏が暫定監督として後を引き継いだ。しかし、同氏も成績不振によって約1か月で解任。現在はライアン・メイソン氏が暫定監督を務めている。
クラブの立て直すための指揮官を探すトッテナムは、3月にドイツ1部バイエルン・ミュンヘンを解任されたナーゲルスマン氏の名前が候補として浮上していたが、BBCによれば話し合いは行われておらず「スパーズは彼を起用することを考えていない」という。
トッテナムでのプレー経験がある元イングランド代表GKポール・ロビンソンは「なぜナーゲルスマンに興味を持たないのか? 彼は革新的で、現代的な考えを持つ監督の1人だ」と古巣にドイツ人指揮官を猛プッシュし、「もしスパーズが彼のような監督を探し求めていないのならば心配だ」と語っている。
その一方で、BBCのサイモン・ストーン記者は「トッテナムがナーゲルスマンを欲しがらない明確な理由は不明で、その答えが明らかになるのはコンテの正式な後継者が決まった時だ」と話した。
迷走続くトッテナムは次期監督に誰を任命するのだろうか。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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