王者セルティックを「サムライが支配」 “日本化”の躍進に海外称賛「チーム再生のメッカに」

セルティック活躍する日本人選手【写真:Getty Images】
セルティック活躍する日本人選手【写真:Getty Images】

通算8度目の国内3冠に王手をかけるセルティック、日本人選手たちの働きが原動力に

 FW古橋亨梧、FW前田大然、MF旗手怜央、DF小林友希、DF岩田智輝の日本人5選手が所属するスコットランド1部セルティックは、通算8度目の国内3冠に王手をかけている。インドネシアの全国紙「コンパス」では、「日本の『サムライ』がセルティックを新たに支配」と絶賛している。

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 2月にコティッシュリーグカップを制して、5月7日にはリーグ連覇を達成したセルティック。残るスコティッシュカップも決勝に勝ち進んでおり、国内3冠を賭けて、6月3日にインバネスと戦う。

 圧倒的な強さを見せるセルティックについて「覇権を取り戻すため、日本をチーム再生のメッカ(中心地)にした」と指摘。Jリーグの横浜F・マリノスでも指揮を執ったアンジェ・ポステコグルー監督の下、セルティックは日本人選手を次々獲得して改革を推し進めた。

「今季は古橋、前田、旗手の役割がますますかけがえのないものになっている。彼らは5月初めまで40試合を戦った。古橋は欧州リーグで20ゴール以上を決めた初の日本人選手として新記録も樹立。スコットランドリーグでは32試合に出場し24ゴールを記録した。スコットランドリーグはまだ4試合が残っているため、ゴール数が増える可能性がある」と綴り、「古橋亨梧はヘンリク・ラーション以来、セルティックの最高のストライカーと考えられている」と絶賛した。

 また岩田や小林についても、「今季、大事な場面での出場に自信を持ち始めている」と言及。ポステコグルー監督の手腕が光ると称え、「セルティックの『サムライ』を快適にプレーさせ、すぐに適応できるような試合戦術を提供した」と分析していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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