小林の“ビッグマウス”に刺激!? J1で初の二桁ゴール達成の齋藤、代表で「やれる自信はある」
「ああいう選手もいるのは大事」と刺激を受けていることを明かす
日本代表は15日のロシア・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選サウジアラビア戦を前にした国際親善試合オマーン戦に向けて合宿を開始した。注目を集めているのはオランダで試合出場機会を伸ばしているMF小林祐希(ヘーレンフェーン)だが、国内組の齋藤学(横浜FM)らも刺激を受けているようだ。
小林は今夏、磐田からヘーレンフェーンへと移籍。海外でのキャリアの第一歩にオランダを選ぶと、初出場となった第5節から8試合連続で先発。うち6試合はフル出場と、今季出場機会に恵まれていない選手が多い海外組の中で奮闘している。
その小林は、FW本田圭佑(ACミラン)の姿と重なるような“ビッグマウス”ぶりを披露することもある。年齢が2つ上の齋藤も、そうした姿に刺激を受ける一人だ。
「(代表でプレーすることに対しての)自信はありますよ。やれるって自信はありますけど、(小林)ユウキとかみたいに、行くぞとは言わないから。ああいう選手もいるのは大事なこと」
齋藤も今季、J1では初となるリーグ戦二桁ゴールを達成。秘めたる自信を持っているが、海外でより自己主張を磨く小林の存在は、プレーヤーとして新たな化学反応をもたらしているのかもしれない。
自身をアピールする方法論は違えど、試合に出たいという渇望は同じ。小林や齋藤らの突き上げが、ハリルジャパンに漂う停滞感を打破するきっかけになるだろうか。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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