森保監督が警戒「非常に厳しいグループ」 アジア杯抽選結果に見解「日本をよく知る人が多い」

5度目のアジア制覇に挑む森保一監督【写真:ロイター】
5度目のアジア制覇に挑む森保一監督【写真:ロイター】

日本はインドネシア、イラク、ベトナムと同居

 日本代表の森保一監督は5月11日、来年の1月にカタールで行われるアジアカップの組み合わせ抽選会に出席。インドネシア、イラク、ベトナムが入ったグループDに組み分けられ、「非常に厳しいグループに入った」と話した。

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 前回大会から24チームに拡大されたトーナメントでは、まず4チームずつ6組に分けてグループリーグを実施。各組上位2チームに3位の中の上位4チームを加えた16チームが決勝トーナメントに進出する。日本は森保一監督が率いてアラブ首長国連邦(UAE)で開催された前回、決勝でカタールに敗れての準優勝だった。

 これが18回目の開催となる大会で、日本は単独最多4回の優勝を果たしている。カタール・ワールドカップ(W杯)を終えての“第2次”森保ジャパンは、2011年にアルベルト・ザッケローニ監督に率いられたチームが達成して以来、5回目となるアジア王者の座を目指す。

 森保監督はスポーツチャンネル「DAZN」のインタビューに応じると「非常に厳しいグループに入った。対戦国の監督が日本のことをよく知る人が多い。我々もしっかり準備して対策したい。すべてのチームを警戒すべき。しっかり分析したうえで良さを出し、相手の良さを消していかなくてはいけない」と警戒を強めた。

 また、アジアカップという大会について「まずは日本の対策を徹底してやってくると思う。モチベーションのうえでも、相手の挑む気持ちのうえに、我々が挑む、チャレンジすると出せるように準備しないといけない。ベトナムは元日本代表監督のトルシエさんだし、しっかり準備したい。まず目標はアジアカップ優勝として戦いたい。去年W杯をやった地でアジア最高峰の大会に参加できること嬉しく思い、楽しみながらチャレンジと勝つことを忘れずにやっていきたい」と話した。

 日本は欧州組がシーズン半ば、Jリーグ組はオフシーズン中の大会になりコンディション調整も簡単ではないが、まずはグループリーグを首位通過して決勝トーナメントの戦いに臨みたいところだ。

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