「10番であることは救いにならない」 ミラン番記者が“本田バッシング”の一因を指摘
本田以上に攻撃されるキャプテン
ジェノア戦でミラン公式ツイッターは、今季10試合目で初先発となった背番号10に対するファンの怒りで炎上した。
前半10分に味方のオフサイドトラップに取り残され、失点を誘発すると「本田、出て行けよ、ちくしょう!」「本田をすぐに代えてくれよ」「大惨事だ。本田が全員をオンサイドにした」など、罵詈雑言がミランのツイッターに溢れた。
このように日本代表のエースはサポーターからの信頼を失っているが、ラバネッリ記者によれば本田以上に嫌われている選手がいるという。
「モントリーボは本田よりも批判されている。モントリーボはキャプテンなのでミラン不振の象徴を担った。モントリーボは本田よりも、もっともっと嫌われた。これまでミランのキャプテンは、マルディーニでありバレージだった。彼らはイタリアスポーツ界の聖人であり、怪物だった。キャプテンは以前に誰がキャプテンだったか、そして以前の10番は誰だったか。そういうことが、彼らの評価に影響している。ミラン没落の、衰退の象徴として本田もサポーターから愛されていないが、モントリーボはもっと嫌われている。そして彼本人もSNSで反撃し、故障した時にも騒動になった」