アーセナル、冨安のバックアップを獲得か 英紙報道…ベルギー代表DFが候補「膝の負傷で失った右SB」

アーセナル冨安【写真:Getty Images】
アーセナル冨安【写真:Getty Images】

冨安は膝の負傷で長期離脱中

 イングランド1部アーセナルは今夏の移籍マーケットで守備陣の強化に動くと英紙「デイリー・ミラー」が報じた。センターバックと日本代表DF冨安健洋が長期離脱中の右サイドバックの2人が候補として浮上している。

 同紙は「彼ら(アーセナル)はトップクオリティーのディフェンダーを求めている」としたうえで、まずはクリスタル・パレスのイングランド代表DFマルク・グエイを「熱望しているターゲット」として挙げた。22歳のグエイはチェルシーで育ち、21年にクリスタル・パレスに移籍。今季リーグ戦34試合に出場するなどレギュラーに定着し、若くしてキャプテンを務めることもあるリーダーシップを備える注目株だ。

 開幕からフランス代表DFウィリアム・サリバとブラジル代表DFガブリエウ・マガリャンイスがセンターバックでコンビを組んできたが、3月にサリバが負傷離脱。要の1人を失ったことで守備の不安定さが露呈していた。

 そして同紙は「冨安健洋を膝の負傷で失った右サイドバックのバックアップを探す可能性もある」と右サイドバックの補強も示唆。その候補としてレスター・シティのベルギー代表DFティモシー・カスターニュの動向をチェックしていると報じた。セリエAのアタランタで活躍し、20年にレスターに加入。冨安と同様に左サイドでもプレーできる攻撃的なサイドバックだ。

 今季はイングランド代表DFベン・ホワイトが右サイドバックのレギュラーとなり、冨安がそのバックアップに回った。サリバの離脱を受けてホワイトをセンターバックに回すオプションもあったはずだが、同時期に冨安の離脱が重なったことで、出番の少ないDFロブ・ホールディングを起用せざるを得ない状況となっていた。

 今夏の優先事項はアタッカーと中盤の強化だと言われ、イングランド代表MFデクラン・ライス(ウェストハム)、エクアドル代表MFモイセス・カイセド(ブライトン)などビッグネームの獲得が取り沙汰されているアーセナル。しかし、一方でディフェンスラインに厚みをもたらす選手の獲得も進めることになりそうだ。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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