古橋亨梧は「クラブのアイドル的存在」 “プロ不合格”→欧州活躍のストーリーに英注目
セルティック移籍後77試合で50得点を記録
スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧は今季公式戦30得点を決める活躍で、リーグとリーグカップ2つのタイトル獲得に大きく貢献している。英公共放送「BBC」はセルティックでスターダムへの駆け上がるまでの古橋のキャリアを特集している。
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古橋は中央大を卒業し、2017年に当時J2のFC岐阜に加入。そこからJ1ヴィッセル神戸、さらにセルティックへとステップアップしていった。神戸では元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタ、元スペイン代表FWダビド・ビジャ、元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキといったビッグネームとともにプレーし、セルティックでは押しも押されもせぬエースとして活躍するなど充実の時を過ごしている。しかし、FC岐阜への加入が決まる前には複数Jクラブの練習に参加するもオファーが届かずにプロ入りを諦めそうになったこともある。
英公共放送「BBC」は、古橋のキャリアを「不合格からアンドレス・イニエスタとのパートナーシップ、そしてセルティックでのスターダムへ」と特集。「キョウゴの聡明な動きは30代になってもパスの名手であるイニエスタを完璧に引き立てていた」「キョウゴは今セルティックでリーグ連覇を果たした。クラブのアイドル的存在で、わずか77試合で50得点に到達した」とイニエスタとの相性の良さやクオリティーの高さが絶賛されている。
昨年末のカタール・ワールドカップ(W杯)で古橋が日本代表に選ばれなかったことはスコットランドでも大きく取り上げられ、今ではクラブのレジェンドである元スウェーデン代表FWヘンリク・ラーション以来最高のストライカーとの声も上がるほどになった。プロ入り前の挫折寸前から階段を一気に駆け上がった男のキャリアに大きな注目が集まっている。
(FOOTBALL ZONE編集部)