ウェストハム、主将ライスの移籍は205億円以上が必要? アーセナルなど複数クラブが候補
クラブはCLでプレーの夢を考慮
イングランド1部ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライスは今夏の移籍市場で複数のビッグクラブが獲得を狙う注目株だ。英衛星放送「スカイ・スポーツ」によれば、ウェストハムは1億2000万ポンド(約205億円)相当のオファーがあれば移籍を認めるという。
24歳のライスはウェストハムでキャプテンを務め、イングランド代表でも欠かせない選手となっている。188センチと大柄なMFで攻守において絶大な存在感を発揮する。アーセナルが最も有力な候補となっているが、同時にチェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、リバプールと国内のトップクラブがこぞって関心を示している。
レポートによれば、ウェストハムは1億2000万ポンド、あるいは1億ポンド(約170億円)プラス選手という条件のオファーであればライスの移籍を認める構えだという。クラブは2017年のトップチームデビューから6年間にわたるライスの活躍を高く評価しており、UEFAチャンピオンズリーグでプレーしたいという夢を邪魔することはないと約束しているという。
ライスはウェストハムで週給7万ポンド(約1190万円)を受け取っているが、移籍によってその金額は少なくとも3倍に跳ね上がると予想されている。今やプレミアリーグ最高のMFの1人と評価される男は今夏に大きなステップアップを遂げることになるだろうか。