浦和は3度目のアジア王者に輝いた

　浦和レッズは5月6日、AFCチャンピオンズリーグ（ACL）決勝第2戦でアル・ヒラル（サウジアラビア）に1-0で勝利し、2戦合計2-1で3度目のアジア王者に輝いた。5万人超えの満員のファンで膨れ上がった埼玉スタジアムには選手入場時、浦和サポーターによる圧巻のビジュアルサポートが登場。これをAFC公式ツイッターが投稿すると、引用する形で外務省が反応し、世界へ向けて発信した。

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　アジアでの最大の宿敵アル・ヒラルとの死闘を制した浦和。ホームの埼玉スタジアムには5万人を超える大多数の浦和サポーターが詰めかけ、チームの勝利を後押しした。なかでも、選手入場時に、スタジアムの各スタンドに出現したビジュアルサポートには多くの反響が寄せられてきた。

　そのキックオフ前のビジュアルサポートは、この大会が昨年にタイのブリーラムで行われたグループステージ、埼玉開催の決勝トーナメントを経て、サウジアラビアの首都リヤドでの決勝初戦を戦ってきたことを示すバナーを、飛行機が移動していくような圧巻の演出だった。スタート地点はホームタウンである旧浦和市（現さいたま市の一部）を表現した形であり、ゴール地点は世界地図。まさにクラブが「浦和からアジアへ、アジアから世界へ」と打ち出した姿勢とともに戦ってきたことの表現だった。

　これをAFC公式が「彼らは試合全体で12番目の漢だった！」として、動画を公開。すると、外務省の公式ツイッターが引用リツイートする形で「AFCチャンピオンズリーグ2022決勝第2戦の、#浦和レッズサポーターによるビジュアルサポートは圧巻　URAWA AIRの軌跡からは鮮やかな飛行機雲が現れ、選手が世界に羽ばたいていくかのよう　浦和レッズは、クラブワールドカップと、来シーズンのACLプレーオフ出場権を獲得しています！」と投稿して、日本の誇りとして世界に向けて発信した。

　ファンからは「外務省公認」「なんか役所のイメージからかけ離れた温かいツイート」「外務省の好感度一気に上がった」「URAWAもワールドワイドな存在になったなぁ」と反響が寄せられ、話題になっている。

　また、人文字を表す「コレオ」ではなく、「ビジュアルサポート」と綴っている点においても「担当の方、浦和のサポーターなのでは？？？」「ちゃんとビジュアルサポートって言ってるのがまたすごい」と、多くの浦和サポーターから共感を呼んでいた。