浦和に敗戦アル・ヒラル、エンリケ氏を招聘か メッシとの“W獲り”可能性を現地報道

現在フリーのルイス・エンリケ氏【写真:ロイター】
現在フリーのルイス・エンリケ氏【写真:ロイター】

アル・ヒラルはアジアタイトル、リーグタイトルを逃した

 AFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦でJ1浦和レッズに0-1で敗れ、大会連覇を逃したサウジアラビア1部アル・ヒラルは、かつてスペイン代表を率いていたルイス・エンリケ氏の招聘に動いているようだ。サウジアラビアメディア「Arabic Sport360」が報じている。

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 Jリーグの初代得点王でもあるラモン・ディアス監督率いるアル・ヒラルは、ホームで行われた決勝第1戦を1-1で引き分けると、第2戦では前半に浦和を圧倒したものの得点を奪えず。後半にオウンゴールで失点すると、最後まで得点できずに0-1の完封負けを喫した。

 今シーズン、FIFAクラブ・ワールドカップでも決勝に進出し、スケジュール的にも過酷な戦いを強いられたアル・ヒラル。だが、国王杯で決勝に進出してはいるものの、シーズンを無冠で終える可能性がある状況を受け、クラブの首脳陣は来季に向けた監督交代に動き出したようだ。

 記事によると「アル・ヒラルは、アルゼンチン人のラモン・ディアス監督ではなく、かつてスペイン代表、バルセロナを率いたルイス・エンリケ氏との契約に近づいている。パリ・サンジェルマンのFWリオネル・メッシとともに、ルイス・エンリケ氏との契約を合意に結び付けるためにアプローチした」と、かつてバルセロナでも師弟関係にあった2人を呼ぶプランがあることを伝えている。

 なお、ディアス監督は今シーズン限りの契約となっており、ACL決勝で敗れ、リーグ戦のタイトルも逃したことで、続投の望みは極めて薄いという。メッシと年俸4億ユーロ(約594億円)の契約を結ぶと伝えられているアル・ヒラルだが、元バルサの師弟関係をアジアの舞台に連れてくるのか注目される。

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