メッシの1G1Aでバルサがセビージャとの上位対決制す 清武はリーグ7戦連続の出番なし

セビージャは前節負傷交代のナスリが先発 前半はバルサ相手に互角以上の戦い

 リーガ・エスパニョーラ第11節が6日に行われ、前節終了時点で4位のセビージャがホームに2位バルセロナを迎えた上位対決は、主将を任されたFWメッシが全得点に絡む活躍で2-1の逆転勝利を飾った。日本代表MF清武弘嗣はベンチ入りしたものの出番はなく、これでリーグ戦では7試合連続で出場機会をつかめなかった。

 セビージャのサンパオリ監督はスタメンに前節負傷交代し、全治数週間とも伝えられたMFナスリをスタメン起用。清武はベンチに控えた。

 試合は開始早々からセビージャがFWベン・イェデル、バルサFWルイス・スアレスがフィニッシュまで持ち込み、攻撃自慢の2チームらしいアグレッシブな展開になった。すると15分にセビージャのカウンターが炸裂する。素早いパス交換からMFビトロが抜け出すと、バルサGKテア・シュテーゲンの動きを冷静に見極めて先制点を奪った。

 沸き立つサンチェス・ピスファンに乗せられるようにセビージャはビトロ、ナスリらが攻勢をかけ続けたが、同43分にFWネイマールのカットインからのパスを受けたFWメッシが左足インサイドでゴール左隅へと流し込み、1-1の同点に追いついた。

 

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