古橋亨梧、去就の行方は? スコットランドの英雄が持論展開「26億円はいい取引」「とても優れた選手」
プレミアリーグからの関心が報道されてきた
スコットランド1部セルティックのFW古橋亨梧は今季公式戦30点をマークする活躍で、チームの2冠達成に大きく貢献してきた。プレミアリーグからの関心も伝えられており、今オフの去就も注目されている。現役時代にセルティックの宿敵レンジャーズなどでプレーした解説者のアラン・ハットンが英メディア「フットボール・インサイダー」で古橋の移籍について語った。
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セルティックは現地時間5月7日にリーグ戦第34節でハーツと敵地で対戦。2-0で勝利して連覇を決めた。古橋はMF旗手怜央のアシストから先制点を挙げ、今季公式戦で30得点に到達。2月のリーグカップ決勝でも2得点を決めて、タイトル獲得に貢献していた
そんな古橋にはクリスタル・パレスやサウサンプトンからの関心が噂されているが、セルティックは1500万ポンド(約26億円)以下では手放すつもりはないとも伝えられている。そうしたなかでハットン氏は「フットボール・インサイダー」のインタビューで「セルティックが古橋を1500万ポンドで売却するつもりがあるか?」という質問に「そうなることを期待しているよ」と答え、続けて持論を展開した。
「フットボールの世界に絶対はないし、1500万ポンドはスコットランドのチームにとっては大金だ。彼はとても優れた選手で、間違いなく今年のプレーヤー・オブ・ザ・イヤーに輝くだろう。レンジャーズにとっては常に悩みのタネとなるような存在だ。彼は今28歳だ。その年齢で1500万ポンドならいい取引だろう。彼らの補強は素晴らしいからアンジェ(・ポステコグルー監督)や彼のスタッフたちがそうなった時のために誰かをモニタリングしていても驚かないよ」
チームの絶対的な得点源となっているだけに、ハットン氏はセルティックが古橋退団に備えて代役の確保に動き始めていると考えているようだ。