2連敗の鳥栖、得点力欠き川崎に悔しい完封負け 小野裕二「結果を残すことが大事」
川崎とのアウェーゲームで0-1敗戦、中2日でアジア王者・浦和と対戦
サガン鳥栖は5月7日のJ1第12節の川崎フロンターレ戦に0-1で敗れ、リーグ戦2連敗となった。この試合に先発出場したFW小野裕二は、0-0で迎えたハーフタイムに交代を告げられてベンチに退いた。
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前半の出来は決して悪くなかった。「守備の部分でも攻撃の部分でも、最後のところは合わない部分もありましたが、わりと自分たちが思い描いていたゲームプランどおりにできていたんじゃないかなと個人的には思います。ただ、まだ映像とかで見ていないので、自分の体感ではあるんですけど。後半は川崎がやり方を変えて、前にリスクを冒して出てきて、そこでうまくハメられて、2次攻撃、3次攻撃をされてしまった。そこを跳ね返すことが、課題かなと思います」と、悔しがった。
ある程度の手応えがあっただけに、小野は攻撃の選手として結果を出したかったと唇を噛む。
「前半に自分のできることはやりました。そのなかで交代と言われたので、自分としては味方に託すことと、また2日後に試合があるので、しっかりそこに向けて意識しています。もし1-0とか、2-0で自分が点を取ってリードしていて交代になっていたら悔しかったでしょうが、結果を出せていなかったので、そこは素直に受け止めて、次につなげていければなと思います。与えられた時間でしっかり結果を残すことが大事だと思う。45分でも、もっと自分が点を取ることもそうですし、チームが勝っている状況を作らないといけない」
2連敗で15位に沈む鳥栖は、中2日でアジア王者になったばかりの浦和レッズと5月10日にアウェーで対戦する。
「今日のゲームは終わってしまったので取り返すことはできませんが、3日後に試合があることは、サッカー選手をやっている僕らには幸せなこと。浦和も昨日ACL(AFCアジアチャンピオンズリーグ)を戦って優勝している。アジアの一番は凄いことだと思いますし、そういう素晴らしいチームとアウェーで、あのスタジアムで戦えるのはいいことだと思うので、そこでどれだけ自分たちのサッカーができるかが大事になってくる。しっかり回復して、身体の部分もですが、メンタルのところを整理して次に向かっていきたい」と、気持ちを切り替えた。