古橋亨梧をクラブレジェンドと比較? 同僚DFが私見「キャリアが終わる時にどれだけのことをやったかが分かるだろう」

セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】
セルティックの古橋亨梧【写真:ロイター】

スウェーデン代表DFスタルフェルト、古橋とクラブレジェンドのラーション氏について言及

 スコットランド1部セルティックに所属するスウェーデン代表DFカール・スタルフェルトが、スウェーデン代表のレジェンドであるFWヘンリク・ラーション氏と日本代表FW古橋亨梧の比較論争に自身の見解を述べた。現地メディア「Scotsman」が報じている。

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 今シーズン、公式戦44試合で29得点を挙げている古橋は、2シーズン目の在籍ながら早くもクラブでの通算ゴール数を49まで伸ばしている。その驚異的な得点力から、セルティックでの7シーズンで221試合に出場して174得点を重ねたラーション氏と比較する声があがってきている。

 古橋のチームメイトであるスタルフェルトは「平等な比較をすることは難しい。なぜならラーション氏は、ここに長い間在籍していて、クラブのレジェンドになっているからね。それでも、比較されるのは理解できる。2人とも素晴らしい選手だからね」とコメントした。

「ラーション氏は、スウェーデンにとっても突出していて、UEFAチャンピオンズリーグ(CL)も優勝したから、母国に戻ってもレジェンドなんだ。キョウゴのポテンシャルはとても高くて、キャリアが終わる時にどれだけのことをやったかが分かるだろう。今シーズンのキョウゴは突出していた。昨シーズンも良かったけれど、どんどん良くなっている印象しかない。努力もすごくしている。ゴールという形で報われている姿を見るのがとても嬉しい。なぜなら彼は守備面でもものすごく貢献しているからね。彼はとても良い選手であり、今後も得点を決め続けてくれることに疑いはないよ」

 古橋が継続してゴールを決めることを確信するスタルフェルトだが、古橋の去就に関しては確信が持てないようだ。イングランド1部クリスタル・パレスからの関心が報じられている古橋は、夏の移籍市場で移籍する可能性がある。「僕たちは、すべての良い選手を留めておきたい。でも、現実はそううまくいかない。どうなるかは見てみないと分からないけれど、彼がセルティックにいる限り、僕たちは幸せだよ」と正直な気持ちを話した。

 すでにリーグカップを制したセルティックでは、リーグ戦でも優勝に王手をかけており、スコティッシュFAカップでも決勝に進出を果たしている。スコットランド国内3冠への期待が高まるなか、チームメイトからも絶大な信頼を寄せられる古橋は、シーズンの終盤にどんなプレーを見せるだろうか。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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