優勝への道筋…残り5分は「歴代最高」 5万人超、浦和サポの「We are REDS」にAFC注目
浦和はホームでアル・ヒラルを倒して3度目のアジア王者に輝いた
浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝でアル・ヒラル(サウジアラビア)を撃破し、3度目のアジア制覇を成し遂げた。本拠地・埼玉スタジアムには5万3374人の大観衆が駆け付けたなか、熱狂的として知られる浦和サポーターが見せた圧巻の応援風景にAFCも改めて注目した。
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アウェーでの決勝第1戦を1-1ドローで終えた浦和は、ホームで迎えた第2戦の後半4分、セットプレーからDFマリウス・ホイブラーテンが放ったヘディングシュートがオウンゴールにつながり先制点を奪取。その後の反撃を無失点に抑えて1-0で勝利し、2戦合計でも2-1で上回った結果、2007年、17年に続く3回目のACL優勝を成し遂げた。
この勝利を後押ししたのが、浦和サポーターだった。選手入場時には、スタジアムの各スタンドからビジュアルが出現。バックスタンドには「URAWA AIR」と記された飛行機が登場し、昨年にタイのブリーラムで行われたグループステージ、埼玉開催の決勝トーナメントを経て、サウジアラビアの首都リヤドでの決勝初戦を戦ってきたことを示すビジュアルサポートで選手たちを出迎えた。
また残り約5分、相手のゴールキックとなった時には「We are REDS」のシュプレヒコールがスタジアムを包んだ。これにAFC公式も注目し、動画を公開した。ファンからは「一生忘れられない思い出」「気持ちいい」「元の音圧に加えて屋根の反響が凄まじいんだよね」「後半85分くらい?のWe are REDSの一体感は歴代最高だったと思う」「マジで震えた」「久しぶりにビンビンと体がしびれたね」と、史上最高の応援だったと推す声もあった。
浦和サポーターが作り上げた歴史的な大声援は、多くのサッカーファンの心に刻まれるものとなった。