浦和の本拠地は「世界に誇れるスタジアム」 ACL優勝で元Jリーグ監督も祝福
Jリーグクラブを指揮した経験を持つ北野誠氏がツイート
浦和レッズはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝でアル・ヒラル(サウジアラビア)を撃破し、3度目のアジア制覇を成し遂げた。本拠地・埼玉スタジアムには5万3374人の大観衆が駆け付けたなか、熱狂的として知られる浦和サポーターが見せた圧巻の応援風景に、元Jリーグ監督も「世界に誇れるスタジアムですね」とツイートしている。
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アウェーでの決勝第1戦を1-1のドローで終えた浦和は、ホームで迎えた第2戦の後半4分、セットプレーからDFマリウス・ホイブラーテンが放ったヘディングシュートが相手のオウンゴールにつながって先制点を奪取。その後の反撃を無失点に抑えて1-0で勝利し、2戦合計スコアでも2-1で上回り、2007年、17年に続く3回目のACL優勝を成し遂げた。
この勝利を後押ししたのが、浦和サポーターだった。選手入場時には、スタジアムの各スタンドからビジュアルが出現。バックスタンドには「URAWA AIR」と記された飛行機が登場し、昨年にタイのブリーラムで行われたグループステージ、埼玉開催の決勝トーナメントを経て、サウジアラビアの首都リヤドでの決勝初戦を戦ってきたことを示すビジュアルサポートで選手たちを出迎えた。
そんな演出に加え、大声量かつ、一体感に満ちたサポーターの熱気に称賛が相次いだ。Jリーグのロアッソ熊本、カマタマーレ讃岐、FC岐阜、日本女子プロリーグのWEリーグに所属するノジマステラ神奈川相模原を指揮した経験を持つ北野誠氏(マッチャモーレ京都山城監督)はツイッターで、「浦和レッズおめでとう。世界に誇れるスタジアムですね」とメッセージを送っている。
アル・ヒラルとのホーム&アウェーでの決勝戦を制し、2017年以来となるアジアの頂点へ辿り着いた浦和。その戦いぶりだけでなく、熱烈な後押しを続けたサポーターの存在が改めて海外で注目されていた。