アル・ヒラルMF、試合支配もACL優勝逸でファンに謝罪 「申し訳なく思う」
アブドゥラー・オタイフが試合を総括
サウジアラビア1部アル・ヒラルは、5月6日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)第2戦で日本の浦和レッズに0-1で敗れ、2戦合計スコア1-2で準優勝に終わった。スタメン出場したMFアブドゥラー・オタイフは試合後、「ファンには申し訳なく思う」と優勝するチャンスを逃したことを悔んだ。サウジアラビア紙「Al Yaum」が伝えた。
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ホームでの第1戦は1-1のドローながら浦和にアウェーゴールを許したアル・ヒラル。0-0では浦和の優勝となるだけに、第2戦では立ち上がりからボールを握った。
しかし、後半4分には相手のセットプレーから飛んできたヘディングをカバーに入ったペルー代表MFアンドレ・カリージョがクリアしきれずオウンゴール。浦和に先制点を許してしまった。
その後、反撃に出たアル・ヒラルだったが、ゴールは奪えず。2戦合計スコア1-2で敗れ、アジア王者になるチャンスを逃した。
試合をとおしてのボール支配率は、アル・ヒラルが70.6%対29.4%と圧倒。それだけに、後半23分までプレーしたMFアブドゥラー・オタイフは、「前半は僕らのほうが良かったし、得点チャンスも多かった。でも上手くいかず、後半は集中力を切らして失点してしまった」と悔やんだという。
「前半のうちからもっといい結果を出すチャンスはあったが、できなかった。ファンには申し訳なく思う。次の試合で挽回する」
アル・ヒラルは5月12日にサウジ国王杯決勝でアル・ワフダ戦と対戦。アブドゥラー・オタイフはそこでのタイトル獲得へと気持ちを切り替えていた。