浦和DF酒井宏樹が大会MVP! ACL制覇に感慨「夢見ていたので信じられない」
ACL決勝でアル・ヒラル撃破、2戦合計2-1で制し3度目のアジアV
浦和レッズの主将、DF酒井宏樹は5月6日にAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の決勝第2戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)戦にフル出場。1-0の勝利と3回目のアジア制覇に大きく貢献すると、大会MVPの座に輝いた。
【注目】白熱するJリーグ、一部の試合を無料ライブ配信! 簡単登録ですぐ視聴できる「DAZN Freemium」はここから
酒井は2021年夏に9シーズンの欧州でのプレーから浦和に移籍。今季からは主将を務める。4月9日の名古屋グランパス戦で負傷交代してACL決勝への出場も危ぶまれたが、必死のリハビリで4月29日の敵地初戦に間に合わせた。そして、このホームゲームでも右サイドバックでブラジル人MFミシャエウとのマッチアップに奮闘。最後まで落ち着きを失わないプレーでチームを支えた。
昨夏の決勝トーナメント、準決勝の全北現代(韓国)戦では、延長後半にリードを許す絶体絶命の状況から魂のスライディングタックルと攻撃参加でFWキャスパー・ユンカーの同点ゴールを演出。浦和移籍の理由に挙げていたアジア制覇への希望もつないでいた。
酒井は試合後のフラッシュインタビューで「この光景を夢見ていたので信じられない気持ちです。出来過ぎなくらいで怖いですけど、チームメイトのおかげですし、なんといっても6万人のサポーターを笑顔で帰らせたかったのでほっとしています」とコメント。表彰式でトロフィーを授与される際には涙ぐむ姿も見せた。浦和の右サイドで絶大な存在感を放った酒井はキャプテンマークを左腕に、誇らしそうな表情でカメラに収まっていた。